自動車というよりもロボティックス的な話題ですが、クスッと笑えて興味深いので紹介します。
このロボットは犬の散歩をアシストする事を目的としています。ロボットには巻き取り可能なリードがついていて、伸ばしたり巻き取ったりが可能です。犬の安全のため、犬とロボットの安全で適切な距離を保つための「距離センサー」も搭載されています。
トヨタは様々な操作モードを説明している様です。一例とすれば、このロボットは自由に犬が散歩するのではなく、あらかじめ決められたルートを散歩する様なモードもある様です。
また、ロボットには大きな台があり、そこに犬が乗ることで、犬自身がロボットのコントロールをする事ができる様なモードもある様です。加えて、その台の後方に人間の乗る場所も用意されており、人間がロボットをコントロールするモードもあるとか。これは、何か都合により歩くことに不都合がある方でも、自由に安全に犬の散歩をする事ができるので、メリットがありそうです。
また、「訓練モード」も用意されています。リードにはセンサーがあり、犬がどれ位のスピードでリードを弾くかとか、どれ位の長さのリードを伸ばしているといった様なデータを収集します。万が一、リードが急に引っ張られたり、想定以上に強くひっぱられたり、犬が何かに向かって走り始めたりという場合を察知した際は、ロボットは停止し、リードに大きな負荷をかけなくなるまで動かないというモードもあります。
加えて、「お掃除」モードもあります。犬が「お○っこ」をした場合は、水をスプレーし洗い流す機能があります。「う○ち」を回収する機能もあります。(画像のハンドルで拾うんですね!)
興味深い特許ではありますが、何よりこの様なアイディアを大人が真剣に議論して特許申請を行う点が良いなぁ、と思います。余裕があります。
<Source : motor1.com>