20200年9月、新型フェアレディZに関し、Nissanから「「フェアレディZ プロトタイプ」を公開」と題したニュースリリースが発信されています。すでに1年半前の記事となりますが、残しておきたい言葉や映像がありましたので掲載しておきます。
「フェアレディZプロトタイプ」は、2020年5月28日に開催された、日産自動車の2020-2023年度事業構造改革発表記者会見のエンディングで流されたビデオ「NISSAN NEXT」の中で一部紹介されたのが初見です。この「NissanNEXT A to Z」は、AからZ、つまり他がやらぬことをやる、Nissanの姿勢を表しています。(今見ても、最後のZの登場シーンは鳥肌が立ちます。。。。)
「フェアレディZプロトタイプ」は2020年9月16日に、オンラインイベントで公開しました。
プレスリリースには以下の様な記載があります。手を入れずそのまま引用します。このプレスリリースに限らず、これまでのプレスリリースやWebコンテンツを確認すると、いかにNissanが「新型フェアレディZ」に情熱を傾けて来たがが伝わる良コンテンツとなっています。追って紹介していきたいと思います。
エクステリア:過去から未来へ引き継がれるもの
日本のデザインチームによって描かれ、開発された「フェアレディZ プロトタイプ」は、初代S30型のシルエットやフロント&リアのアイコニックなモチーフを引き継いだ魅力的なデザインに仕上がっています。また、歴代Zの持つ黄色をソリッドパールの光と影のコントラストにより世界に類を見ない鮮やかでメリハリのある黄色いボディカラーを開発しました。さらにブラックルーフとの組み合わせによりモダンで未来的なカラーコンビネーションをデザインしました。
フードのバルジ形状やLEDヘッドランプのティアドロップ形状は、S30型のデザインを彷彿とさせます。また、四角いジオメトリックなグリル開口も歴代Zの持つアイコンを継承しており、内側の楕円形のフィンはリアコンビなどにも使われている統一されたグラフィックによってZ独自の世界観を印象づけるだけでなく、スポーティーさとエレガントさを兼ね備えたデザインが表現されています。
「LEDヘッドライトにある2つの半円のデザインは、1970年代に販売された「240ZG」をイメージしています。「240ZG」はヘッドライトのドーム型レンズによって円状のリフレクションを作り出すデザインを採用していました。我々はそのユニークな特徴と、そのZらしさを大事にし『フェアレディZ プロトタイプ』に反映しました」と、アルフォンソ アルバイサは語りました。
サイドシルエットは、長いノーズから続くルーフラインの先に垂直に切り立つテールエンドと、フロントフェンダーよりもわずかに低く、なだらかに傾斜するリアのデザインによって、S30型がもつ特徴的なサイドシルエットを表現しています。
リアのデザインは、S30やZ32などいくつかの歴代Zが持つテールランプからインスピレーションを得たデザインテーマを現代風にアレンジし、より魅力的でZ特有のデザインに仕上がっています。そのテールランプはレイヤー形状に光り輝く美しくもハイテックで先進的な光の演出が特徴的です。
インテリア:最新技術とオーセンティックの融合
新たにデザインされたZ専用のステアリングは、スポーツカーであることを表現するディープコーン形状とし、操作性のよいグリップ形状や視認性良くまとまったスイッチ類によってスポーツカーとしての性能を最大限引き出すポテンシャルを兼ね備えたデザインです。
スポーツカーを操る楽しさを提供:ダイナミックパフォーマー
Zはいつの時代もその時代をリードするパワフルなエンジンを搭載してきました。それは「フェアレディZ プロトタイプ」も例外ではありません。シャープで長いボンネットの下には6速のマニュアルトランスミッションが組み合わされたV6ツインターボエンジンが搭載されています。そして現在新しいZの発売に向け、Zに求められる性能と扱いやすさの開発が進められています。
革新の伝統を受け継ぐZは、ドライバーが主役の、ピュアスポーツカーとして、世に送り出します。Zは、私たち日産のDNA、情熱そのものです。
新型フェアレディZ、熱いですね。真剣に欲しくなりました。
埋もれてしまうには惜しいなぁ、と思いましたので紹介しました。デザイン開発動画なんて、貴重ですよね。。。
<Source : 日産自動車>