BMW CEO : EV戦略見直しか?

BMWのCEOが、ロイターによるラウンドテーブルの発言で発言した内容が話題になっています。EVばかりに注視して内燃機関の販売を中止する方針は間違いであると述べています(表現が難しいです)。

EV等の新技術にフォーカスする際に、一部の国に(原料やテクノロジーの)過度な依存が無い様に注意しなければならない。(“When you look at the technology coming out, the EV push, we must be careful because at the same time, you increase dependency on very few countries.”)

もしも、誰かが車が必要になったけれども何らかの理由でEVを購入できない場合、その人に現在所有している車を永遠に使う様に提案するか? もしもあなたが内燃機関エンジンの車を販売していないとすれば、他の誰かがするだけの話だ。(“If someone cannot buy an EV for some reason but needs a car, would you rather propose he continues to drive his old car forever? If you are not selling combustion engines anymore, someone else will,”)

日本に限らず、EVシフトはそれほど進んでいない様に見受けられます。何より充電インフラ整備が進んでいません。しかしながら、著名自動車メーカーはどんどんEVシフトを明言しており、内燃機関のエンジン開発を止めています。現実的に各国家が決めた「内燃機関エンジン車の販売禁止、走行禁止」の期限が到達し、著名自動車メーカーの販売する自動車がEVのみになったとしても、充電インフラ整備が整わない場合、またEVを他の理由でも購入できない場合、車が必要な人の選択肢は多く無いですね。

ある人は、現在手持ちの内燃機関エンジン車を使い続けるでしょうし、自国で購入できなければ他国で購入するかもしれません。著名自動車メーカーから購入できなければ、製品に不安はあっても弱小メーカーから購入するかもしれません。

加えて、ロイターには以下の記載があります(AUTOCAR等のメディアからは削除されています)

EVのバッテリーなどに使用されている希少金属(レアメタル)の生産の多くは中国にコントロールされている。(Zipse said at a roundtable in New York, highlighting that the supply of raw materials for batteries was controlled mostly by China.)

これはBMW CEOのコメントの引用ではなくロイターの記者の記載です

個人的にはこちらの方が危機的だと思います。EVを語る際には、自動車メーカー、充電インフラ、発電方法等の議論も重要ですが、レアメタルの手配やリサイクルに関しても注視すべきだと思います。

reuters.com

<Source : reuters

しぶやし
しぶやし

この記事は複数のメディアで目にしますが、事実であればインパクトは大きいですね。個人的には正直な意見なのだろうと思いますし、賛成です。EV化が最適解では無いと早く証明して欲しいです。

この記事は扱いが難しいので掲載を迷いました。このBMW CEOは以前からEVへの過度な集中に対して批判的でした。正直な方だと思いますが、既にカジを切ってしまったBMWのCEOとしては立場的に微妙なのでしょうね。

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