ヤマト運輸とKDDI、街づくり事業のプライムライフテクノロジーズ(北野亮社長、東京都港区)は、デジタルキーを活用してクルマのトランクに宅配便を「置き配」する国内初の実証実験を実施すると発表しました。トヨタ自動車が車両のデジタルキーを提供し実験に協力するとの事。
今回の実証実験では、参加者の自家用車にデジタルキーで解錠可能な専用デバイスを設置。ECサイトで購入した商品をヤマト運輸の配送商品「EAZY」で「車内への置き配」に指定してもらい車両まで配達。配達員はデジタルキーで車両のトランクなどを解錠し荷物を車内に保管するという仕組みだ。荷物の置き場所はアプリ上でトランクのほか助手席、後部座席などを任意で指定できる。
KDDIがアプリとIoT(モノのインターネット)サービスプラットフォームの設計、プライムライフテクノロジーズが同実証実施エリアの提案、サービス受容性調査企画、ヤマト運輸がEC商品の配達をぞれぞれ担当する。実験の参加はトヨタ車ユーザーに限る。
<所感> 興味深い実証実験です。少々離れた駐車場に車を停めている自分には少々縁遠い印象です。(自分はアマゾンの宅配便BOXやPUDOの方が、駐車場よりも自宅から近いので)プライバシーも気になります。但し、今後の可能性を検討する意味では注目しています。
<Source : 日本自動車会議所>