ヒュンダイとリマックの電動ミッドシップスポーツカーと水素エンジンのハイパフォーマンスカーを共同開発するプロジェクトが終わりを迎える様です。このプロジェクトは2019年にスタートしたプロジェクトです。ヒュンダイとKiaのEVスポーツカープロジェクトをリマックがサポートする様な取り組みでした。
Automotive News Europeに関係者が話したところによると、ヒュンダイはリマックとの複数のプロジェクトを終了させる様だとの事。結果として、昨年アナウンスうされたヒュンダイの「Vision FKコンセプトカープロジェクト」は終了となる見込みです。
しかしながら、一方では、両者の共同開発となるEVスポーツカープロジェクトに関しては完了しており、来年早々に市場導入されると言われています。
詳しい事はわからないそうですが、ポルシェとリマックの関係性が高まってきた事は必ずしもヒュンダイにとっては喜ばしいことでは無かったとも情報筋から聞こえてきているそうです。
ポルシェは昨年リマックへの増資を行い、24%の株式を保有するに至りました。また、実質的なリマックによるブガッティの九州である、ブガッティーリマックの設立も昨年なされました。
「ブガッティ-リマック」設立
ポルシェAGとリマックは、ブガッティを組み込んだ合弁会社「ブガッティ-リマック」を設立することに合意。ザグレブ(クロアチア)に本社を置き、2021年第4四半期に設立される予定。
この件に関し、リマック側は否定しています。加えて、他に2つのプロジェクトがヒュンダイと進んでいるし、将来のプロジェクトに関して議論されていると話しているとの事です。
しぶやし
個人的には、リマック、ポルシェ、ヒュンダイの動きは非常に関心があり注目をしています。日本ではあまり注目されることのないリマック、ヒュンダイですが、確実に次世代の大きな鍵を握ると考えています。
<Source : CARSCOOPS>