トヨタの新特許:車の乗員と乗車位置を把握

トヨタの新特許が公開されています。

車の乗車人数、それぞれの個人の特定(あらかじめ登録されている場合)、乗車位置の把握を車内に装備された複数のセンサーで行い、オーディオやビデオの再生、エアコン調整、シート調整といったあらかじめ設定された設定メモリを呼び出して設定する機能の基本になる特許の様に見受けられます。

背景技術(抜粋)

車両内の人々は、車両の座席(例えば、運転席、助手席、後部運転席側座席、後部助手席側座席など)に着座する可能性がある。このような座席を占有する人々には、さまざまな身体的な特徴及び特性(例えば、身長、体重、体格など)のほか、個人的な好み(例えば、音声コンテンツ又は動画コンテンツの好み、車内環境制御の好み、座席の位置の好みなど)がある可能性がある。このようなさまざまな身体的特徴、特性及び好みは、車両の操作方法及び乗客の快適性に影響を及ぼす可能性がある。例えば、第1の乗員が華氏75度の車内環境制御温度を好み、第2の乗員が華氏62度の車内環境制御温度を好む場合がある。第2の乗員が、(前回の輸送事象から)以前に第1の乗員が占有していた座席に着座している場合、第2の乗員は車内環境制御温度を各自の好みに合わせて調整する必要がある。毎回この調整を実施すると時間が無駄になり、乗員に不便をかける可能性がある。運転者の場合、変更を加える必要があると、運転者の運転に集中する能力に影響を及ぼす可能性がある。このため、車両内の乗員を検出し、乗員の検出に基づいて車両の特徴を個人化するための改善されたシステム及び方法が必要である。

<Source : 特許ウォッチ

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