Mercedes-Benz : 上級ブランド「MYTHOS」と新たな事業計画

少し前のコンテンツですが、改めて手を入れましたので公開します。今後のMercedes-Benzの指針が明らかになっています。


メルセデスはコートダジュールで開催された「Economics of Desire」と題されたセッションで新たな事業計画を発表しました。

新たに投資の 75% 以上をハイエンドの高級モデルに振り向け、2019 年から 2026 年にかけて収益性を 60% 向上させる方針です。一方、エントリーレベルのラインナップは大幅に削減される予定です。


ブランドの刷新された製品ポートフォリオは、

  • (いわゆる)エントリー ラグジュアリー
  • コア ラグジュアリー
  • トップエンド ラグジュアリー

で構成されます。

一方、新たに発表された、限定生産のコレクターカーラインである「Mythos」シリーズをこれまでの以下の「トップエンド ラグジュアリー 」ブランドに追加します。

  • MyBach
  • AMG
  • G-Class
  • EQ

エクスクルーシブラインである「 Mythos」は限定生産となり、 「Mercedes-Benz の最も熱心な愛好家およびコレクター」に提供されます。Mythos シリーズの最初のモデルは SL スピードスターになる予定です。

同様に、メルセデスは、Virgil Ablohによって最近公開されたマイバッハや近日発売予定のオート・ボアチュール・マイバッハ S クラスのような、限定版のスペシャルカーや限定的なコラボレーション車両へと拡大予定です。 マイバッハのレンジはこれまでのSクラスの派生モデルという範疇を超えて拡大を続けます。昨年コンセプトモデルとしてプレビューされたEVであるメルセデス・マイバッハ EQS SUV だけでなく、メルセデス・マイバッハ SL ロードスターに続くモデルが予定されています。

前述の「トップエンド ラグジュアリー ラインアップ」 (S クラス、EQS、EQS SUV、SL、GLS、G クラス、マイバッハ、AMG) にもう 1 つ追加されるのは、EV G クラスです。 オプションとして提供される予定の、Sila Nanotechnologies の高度なバッテリー セルテクノロジーを装備する予定です。 さらに、メルセデスは、予想もできない様なG-Classプロダクトファミリを拡張する可能性があります

販売台数が最も多いコア ラグジュアリーセグメント (C クラス、E クラス、EQE、GLC、GLE など) に視点を移せば、来年登場する新世代のEクラスが注目に値します。また、EVA2アーキテクチャをベースとした新しい一連の新しい EVモデルが、中国市場向けに用意されます。 さらに、EQE SUVがコアラグジュアリーセグメントに追加されます。次世代のEVモデルは、EVA2アーキテクチャから、現在開発中の新しい MB.EA プラットフォームに移行します。

エントリー ラグジュアリーは 3 つのセクターの中で最も重要性が低く、ここへの投資は全体の 25% 未満です。メルセデスは、モデル数を7から4に削減する事を明言しました。どのモデルが廃止されるかは明らかになっていませんが。現在のコンパクトモデルレンジには、A クラス ハッチバック、A クラス セダン、CLA、CLA シューティング ブレーク、B クラス、GLA、GLB、EQA、EQBが存在します。

コンパクトラインナップを削減すると同時に、メルセデスはより多くの技術を市場投入すると言及しています。2024 年に導入される予定の新しいメルセデス ベンツ オペレーティング システム (MB.OS)がその一例であり、コンパクトモデル向けの新しい MMA プラットフォームと共に導入されます。このアーキテクチャに基づく最初の生産モデルは、Vision EQXX コンセプトのテクノロジーを組み込んだ製品となることが予想されます。

メルセデスは、車両やオプションの構成をシンプルにし、オプションパーツの価格低減を図るため、オプション装備のバンドル化(パッケージ化)を行います。

オプション構成を簡素化し、顧客のオプション機器のコストを削減することが目的です。パッケージングは、顧客の嗜好や地域毎の需要に応じて用意されます。また、車両デリバリーの迅速化にも寄与します。

以下の様、Sourceは明確にしておりますが、この記事を掲載した後に書き換えられていることが確認できました。従いまして、SourceのLink先は、この掲載した際のベースとなった文章とは異なります。(予想を基にした記載が多く含まれていましたので、MBAGから修正依頼が

<Source : autoblog

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