ドイツのLudwigsburgで6/28-29に開催された「Automobil-Elektronik Kongress」にて、BMWがAndroid Automotive OSを来年から採用すると明言したそうです。
公式なアナウンスはありませんが、Android Automotive OSは「現在のLinuxベースのOS(BMW Operationg System 8)と並行して、いくつかのモデルシリーズに採用する」と述べたそうです。
公式な画像もリリースされていませんが「異なるソフトウエアプラットフォームが、インフォテイメントしすてむの個別なカスタマイズを可能にする」と述べています。
BMWのSenior Vice President of Connected Company and Development Technical OperationsであるStephan Durachは以下の様に話したそうです。
我々は世界中のベストなソリューションを統合している。それは、自社開発のソフトウエアかもしれないし、オープンソースや市販されているソフトウエア製品の可能性もある。それぞれが提供するソリューションによって選択する。また、BMWの顧客が、BMW車両の中で、ユニークでカスタマイズされたデジタルエクスペリエンスをエンジョイして欲しいと考えている。
BMW’s Senior Vice President of Connected Company and Development Technical Operations, Stephan Durach
Googleは、Android Automotive OSを自動車のインフォテイメントシステムやヘッドユニットで使用できる様な、オープンでカスタマイズ可能なオープンソフトウエアとして提供しています。
携帯電話用のAndroid OSと同じコードベースを使用しているので、Android Automotive OSはGoogle Mapなどの様な既にリリースされているアプリケーションと同様の機能を有すると見られています。
なお、Android Automotive OSは既にGM、Polestar、VOLVOの一部車両に採用されています。
<Source : CARSCOOPS>