ポルシェ : F1参戦か

Porsche 804 (1962)

以前から噂されてきた、ポルシェのF1参戦に関する情報が出てきています。

ポルシェCFOのコメントによれば「ストロングパートナー」とのみ組んで参戦するとの事。Red Bullとのパートナーシップが噂され、アナウンスも間近と言われますが真実はどうなのでしょうか。

“If we get involved in the top class of racing, then it will be with a strong partner,” Meschke said, as reported by faz.net. newspaper.

フォルクスワーゲンのchief executiveであるHerbert Diessは、AudiとPorscheが2026年にF1参戦するものの、具体的な方法は決まっていないと述べています。噂では、Audiは自身のチームでの参戦となり、Porscheは既存のチームとの参戦(エンジン供給などの方法で)すると言われています。

噂では、Red BullがPorscheのパートナーとなるとの話で持ちきりです。現在のF1チームの勢力図や、ポルシェCFOの「ストロングパートナー」とのコメントを勘案すれば頷ける話ではあります。

Red BullチームのChristian Hornerは、AudiとPorscheとの議論に関して尋ねられた際、「論理的である」と表現しています。また「PorscheとAudiの両社がF1へ参戦する意思を有していると、2社の親会社であるフォルクスワーゲンがコミットする事は素晴らしい事だ」と5月にChristian Hornerは話しています。

一方では、Porsche CEOのOliver Blumeは、なぜF1に関心を示すのか、F 1の人気の高まりに注目するのかを尋ねられた際に、次の様に述べています。

我々は2026年に向けてパワーユニットメーカーとして新しい旅に出ようとしています。したがって、可能性のあるパートナーと協議をする事は我々にとってロジカルな事です。昨年、15億のTVビューワーがF1を観戦しました。F1はとても大きな関心を集めています。

Porsche CEO, Oliver Blume

フォルクスワーゲンのchief executiveであるHerbert Diessも同様の発言をおこなっています。

F1は世界的に見て驚異的に注目を集めています。そこにはマーケティングの機会があり、アメリカでも急激に人気を集めています。アジアでも伸びており、また若い人々の注目も集めています

2026年には多くの割合でエンジンが電動化されるであろうし、バイオフューエルも一般化してくるであろう。その事は、新たなエンジン開発が必要であるし、新しいエンジン開発には3-4年という時間は必要になる。

この事実は、F1への参戦の判断を「今」行うか、あるいはこの先10年の間判断を行わないか、という事だ。我々のグループの2つのプレミアムブランドは今参戦の判断をする事が正しい事だと信じ、優先順位を上げている。

VW chief executive, Herbert Diess

Porscheの過去のF1参戦歴

1958-1964

1959  Porsche 718 F2  Typ547

1958年に718でオランダGPに初参戦。初勝利は1962年のフランスGP。その後、1964年のオランダGPまで参戦し、撤退。

1983-1987

マクラーレンMP4-2BTAGポルシェ (1985年)

1983年から1987年までは、マクラーレン向けにエンジンを供給。1984年から1985年にはニキ・ラウダ、アラン・プロストによってドライバーズ・タイトルおよびコンストラクターズ・タイトルを獲得。1986年もプロストのドライバーズ・タイトル獲得に貢献。

1991

フットワークへ3.5 L V12エンジンを独占供給。

<Source : planetF1

Porsche タイムトラベル - ポルシェジャパン
F1Porsche F1ポルシェ/Porsche輸入車・海外メーカー
しぶやしをフォローする
カテゴリー
アーカイブ
自動車のアレとコレ
タイトルとURLをコピーしました